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2013年4月11日 (木)

PLCのパブリックコメント結果

先日募集されていたPLCの屋外利用に関するパブリックコメントの結果が出ていました。

今回は、561件の意見が提出され、24件が賛成意見、残りの537件が反対意見でした。ここまで反対意見が多ければと思うのですが、

総務省は、広帯域電力線搬送通信設備の利用範囲の拡大に係る省令及び告示の改正のうち、電波監理審議会(会長:前田 忠昭 東京瓦斯株式会社顧問)へ諮問が必要となるものについて、平成25年3月13日に同審議会へ諮問したところ、本日、原案を適当とする旨の答申を受けました。

そもそも電波監理審議会は、屋外利用を適当と判断したので、反対意見が500件を超えていても、結論は、

提出された意見及び電波監理審議会の答申を踏まえ、省令等の改正を行う予定です。

ということで、既に決められたレールからは外れなかったようです。最初から結論ありの進め方で、そのことに意見は申し上げたつもりですが、それに対する総務省の考え方は無く、私の出した意見については、他の方の意見と纏められ、

離隔距離については、敷地の境界までではなく、家屋間の距離を前提としています。国際無線障害特別委員会(以下「CISPR」という。)では、通常、離隔距離は30mです。しかしながら、我が国の住宅環境は欧米と異なるため、住宅・土地統計調査等に基づき、離隔距離を10mに定めました。

許容値については、広帯域電力線搬送通信設備(以下「広帯域PLC設備」という。)が無線設備と共存できる条件としてシミュレーション及び実証実験の結果から導出された結果です。したがって、原案どおりといたします。

なお、CISPRで電力線搬送通信設備(以下「PLC設備」という。)に関する技術的条件が策定された場合は、可能な限り国際基準に整合性のある規格となるように検討することとしています。

また、万が一、電界強度が強くなり、実際に障害が発生した場合には、電波法第101条に基づく措置の適用が可能です。

というお答え。シュミレーションが不十分ではないかという意見だったのですけど・・・。ただ、「万が一、電界強度が強くなり、実際に障害が発生した場合には、電波法第101条に基づく措置の適用が可能」と明言されました。もし、受信環境に影響が出たら、積極的に電波法第101条に基づく措置の適用をお願いしていきましょう。

とはいえ、なかなか一アマチュアで、PLCからの漏洩電波の電界強度を測定し、総務省に申告することは困難だと思います。ぜひ1日も早く、JARLでPLCからの漏洩電波の電界強度測定等の技術的支援と、総務省への申告のサポートをしていただける体制(監査指導委員会が中心になるのでしょうか)を組んでいただければなあと思います。

実際に、関東総合通信局のページを見ると、

実験用高速電力線搬送通信設備の検証実験について以下のとおり認めました。
これは、高速電力線搬送通信設備の屋外電力線から発射される漏洩電界強度の測定を目的としたものです。

設置者 NECマグナスコミュニケーションズ株式会社
設置場所 東京都港区三田一丁目4-28 三田国際ビル
使用周波数 2から30MHz(メガヘルツ)

と、世の中は進んでいます。

例えば、JARLでも、この検証実験に参加して、漏洩電波の測定を実施して、もし悪影響を与えそうなら、電波法第101条に基づく措置を総務省に求めることを検討してみるのも大事なのではないかと思います。(実験に参加できなくても、公道から測定するというのも今後のために大きな意味があると思います)

これで終わりと思わず、引続き、PLCの動向には注意が必要ですね。

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コメント

こんにちは
PLCの件、HFがノイズまみれで使えないという事がないように、しっかり検証実験を
して欲しいですよね。
(私もパブコメに反対意見を出しています)
OESさんがおっしゃる通り、結論ありきで進んでいる感は否めません。
我が家では、太陽光発電システムを使っていて、インバーターからの漏洩ノイズが
あります。
ノイズを無くすこと(少なくかな?)の難しさを感じており、PLCの利用範囲拡大を
危惧しています。
パブコメの賛成意見を見ると、PLCの大御所?の三菱電機や住友電工の名前が
ありませんね。
まさか、結論ありきなので、意見すらしないなんて態度に思えてしまいますが、
違うかな??
「JARLでPLCからの漏洩電波の電界強度測定等の技術的支援と、総務省への
申告のサポート・・・」
この件、すごく大事ですね。
一アマチュア無線家が、漏洩ノイズを発生させた企業と対峙するのは難しいので、
バックアップする体制が必要です。
JARLが積極的に動かなければいけない事案だと思っています。

XUIさん
PLCの件について、コメントありがとうございます。
太陽光発電装置をお使いなんですね。太陽光発電装置のインバーターからのノイズは、結構対策が大変というお話も伺っております。
太陽光発電装置以外にもLED照明装置、ハイブリットカーや電気自動車など、いわゆるエコに繋がるものは、ノイズを発するようで、今の社会状況を見ると、なかなかアマチュアには厳しい環境になりつつあるのかも知れません。(アマチュアにとっては、全くエコではないですね・・・)
そういう意味では、JARL News(P15)で、「電波環境調査のお願い」というページで、ノイズについてのアンケートをとられるとの記事もありましたので、JARLも体制をとりつつあるのかもしれません。
JARLにはやはりアマチュア局をサポートし、代表する活動を地道にやって欲しいと思いますし、PLCや人工ノイズへの対応をしっかりやってくれれば、きっと会費の問題も理解を得れて、会員も増えるのではないかなと思っています。(現状、人件費削減で、事務局スタッフも減っていますので、本気でPLC対応をするなら、技術職員を雇わないとダメなんですという理屈なら、会費がその分増えることに会員は反対しないと思うのです)
色々書きましたが、今回のパブコメの反対意見を総務省だけではなく、アマチュアが大変心配していると、JARLも受け止めて欲しいなあと思います。

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