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アンテナ

2014年5月 4日 (日)

南極との交信に挑戦(40m?!)

明日は、こどもの日で南極の8J1RLと18歳以下の局との優先交信が行われます。

昨年は、巣鴨のJA1RLから挑戦しましたが、JARLが大塚に移転し、運用スペースが小さくなったとのインフォメーションもあり、FBな設備を探されている方もいらっしゃるかと思い、今年は8J1ITUの設備を使わせて頂く予定にしております。

明日挑戦されるジュニアの皆さんの交信が成功するよう、お祈りしています。(私たち親子も頑張ります)

さて、そんな南極ですが、先日いつものモービルホイップで7MHzを聞いていたところ、ノイズすれすれでRI1ANTが聞こえてきました。QSBもあり、コールバックに自信が無かったのですが・・・。

Ri1ant40

無事オンラインログに載っていました!

HM-6という昔のモービルホイップで、長さも約2mと取り立てて特別なアンテナではないのですが、これでTX5Kもできているので、40mでは夢のまた夢のAFもチャンスがあればでしょうか?

いずれにしても、我が家と相性の良いアンテナには違いないので、大切にしたいと思います。

-・・・-

先日、結果発表のあったKCJ topband コンテストの賞状が到着しました。貴重な子どものコールの入った1枚となりました。

201405042117000_2

迅速なご対応を下さいました主催者の皆様、また交信頂いた皆様、本当にありがとうございました。

2014年5月 1日 (木)

第30回 KCJ topband コンテストに挑戦(結果)

標記コンテストの結果が、主催者のページに掲載されていました。

結果は、マルチオペ 2位(参加3局 東京都1位)でした。NFで1減点となっていました。

2014kcjtopres_2

子どものコールを使い親子で挑戦したのですが、得点上は、シングルオペで見ると116位なので、本当に棚ボタ・・・ですね。

当日は、WW 160でQRVできたことを良いことに、こんなアンテナで、という設備で親子で挑戦していました。

こんなアンテナ・・・HFV330の左右のエレメント基部のバラン接続部分を短絡させ、センターに直列コイルが見かけ上入った5mのエレメントにして、片方のエレメント先端に直接給電したもの。(アースはベランダの手すり。)

昨夏に続いての入賞となり、大変うれしいです。交信頂いた皆様、本当にありがとうございました。

2014年2月17日 (月)

HFV330に挑戦(予告?)

CQ誌3月号が手元に届きました。というわけで、一応エンバーゴが解けたと判断し・・・。

201402161725000

実は、昨年のハムフェアで話題となったHFV330のユーザレポートを3月号に載せて頂いております。

ぼやかして書いていた、OK DX RTTYコンテスト1月の移動運用などでは、このHFV330を使っていました。

きっと記事をご覧いただいた方の中には、もう少し細かいことが気になる方もいらっしゃるかと思います。この記事に対するコメントとして、ご質問等をお寄せいただければ、ご回答できる範囲で追加レポートさせて頂きたいと思います。

ちなみに、記事の分量などで書いていませんが、いつもながら、

当方は17階建ての15階からと高さだけは恵まれています。同じアンテナを使っていても8階だったり、20階だったり、階(高さ)が違えば状況は異なる可能性があります。

また、当方は南東方向の見通しが開けています。同じ15階でも、屋上でも、隣に別棟が隣接しており見通しが悪い、開けている方向が違うという場合にも状況が異なる可能性があります。

なので、ご覧の方の環境によってはHFV330を買って取り付けても、状況が異なる可能性はありますが、その責任は負いかねます。

という点を差し引いて、記事等々をお読みいただけると幸いです。

何分、HFの八木アンテナよりも高価なアンテナですので、ともすれば、八木ぐらいの性能があるのではないかと思ってしまうのですが、そこは無線機とアンテナの違うところで、短縮ダイポールは短縮ダイポール、同じ設置条件の八木には勝てないし、フルサイズダイポールには勝てないと思います。

なので、聞こえなかった局がいきなりS9になるということはないかと・・・。

また、無線機であれば、お店で聞き比べることができますが、アンテナだけは、知り合いの方の家で使わせてもらっても、実際に自宅で設置してみたら全く同じにはならない、というところも悩みどころです。

モービルホイップぐらいの値段なら、うまくいかなくても勉強代と思えなくもないですが、さすがにこのアンテナで、勉強代というのは難しいと思いますし・・・。(リースとかレンタルとかできるといいのかもしれませんね)

と、書いていると否定的な印象を与えてしまうのですが、記事に書いた通り着眼点は大変面白いアンテナであることは事実です。

あとは、オートアンテナチューナーのようにリグと連動して自動的にコイルが動くともっとお手軽に運用できそうだと思いましたし、コントローラーでバンド選択をした時の「HOM POSITION」の位置を設置場所ごとに設定し直せるとFBだと思いました。この点は、これからの進化に期待したいと思います。

ご興味のある方のご参考になるような記事になっていれば幸いです。

追伸 ちなみに、CQ誌の写真でHFV330の左にいるのは、このブログの左の写真のCW大好き3男です・・・。

2014年1月26日 (日)

2014 WW 160に挑戦(初1.9MHz QRV!)

コンテストは続いていますが、諸般の事情で、これから外出するため、ここで戦線離脱です。

DXとは1局も交信できませんでしたが、標記コンテストに挑戦しました。わざわざ記事にするのは、自宅から初めて1.9MHzにQRVしたからです。

何と、1・2・3・4・7・9エリアと交信でき、6・8・0は聞こえていたので、もっと工夫すれば、AJDも夢ではないかも知れません。

ところで、アンテナは? ですよね。

詳しいことは、訳あって語れないのですが、まず、釣竿+ATUではありません。また、屋上を使った等々ではなく、ベランダからです。ひとことで言うと、3.5MHzの短縮アンテナを2本使ったということです。

理論的には、3.5MHzのアンテナは80m相当に共振しているはずで、2本直列にすれば、160m相当になるのでは、という単純な思い付きだったのです。動作するとは思っていませんでしたが、hi。

さすがにコールを1度で聞き取ってもらうのは難しかったのですが、50WのダメもとCQを1エリアの方に呼んで頂いたのはビックリしました。

交信頂いた皆様、ありがとうございました。

2014年1月19日 (日)

HF30CLに挑戦

ここの所、記事の更新が滞っており、申し訳ございません。

さて、以前、大きな荷物が到着したという記事を書きました。結局、中身は?ということで・・・。

201401191047000

まず、左から隙間ケーブルです。すきま風が寒いという家族の声で買いましたが、実は、まだ設置していません(汗)。真ん中の下は、いわずと知れた自己融着テープです。そして真ん中の上は、CW用のフィルターです。そして、右端はトリプレクサーです。

CW用フィルターとトリプレクサーは、来月の関東UHFコンテストに向けて、準備しました。子どもと一緒に1本のアンテナを共用しつつ、CWにも出るためです、hi。1200MHzの場合、私はTS-2000を使っています。しかし、子どもは設備共用されているのが、IC-970なのですが、フィルターを入れておらず、いずれ欠品になる前に買ってしまったというところです。

でも、これだけじゃ、あの大きさにはなりませんよね・・・。で、その正体はというと。

201401191047001

はい、最近流行の2mセンターローディングモービルホイップの10MHz版を買ってしまいました。このタイプのアンテナは、第一電波さんとコメットさんの2製品がある場合が多いのですが、この周波数は第一電波さんのみ製造されています。

早速使ってみるわけですが、最初アンテナアナライザーで調べると、上部エレメントをローディングコイル部の奥まで差し込んだ状態で、9875KHzにSWRの最低点がありました。

このままでは使えるはずも無く、10MHz帯の中央周波数が10125KHzなので、250KHz分短くすることにしました。説明書によれば、エレメント1cmあたり約36KHz変化すると書いてあったので、約7cm短くすればよいと単純に考え・・・。

201401191049000

やすりで、傷つけながら、20分ぐらいかけ、7cm短くしました。そして、もう一度アンテナアナライザーで調べると・・・。

何とSWRの最低点は10220KHz!(10150~10290でSWR=2以下)

短くしすぎた・・・。

長い分には、さらに短くすれば良いのですが、短くなったものを長くはできません・・・。ローディングコイルへの上部エレメントの入れ方を何とか工夫して、アマチュアバンド内を何とかSWR=2以下にすることができました、ホッ。

とりあえず、8エリア、6エリアとも交信できたので、日本国内はカバーできそうです。個人的には、10MHzのTO2TTが、7MHzホイップでの受信でSメータを振って聞こえてきたことがあるので、そういうときに実力を発揮してくれないかなと期待しています、hi。

2013年3月23日 (土)

HR14の活用に挑戦

連日夜遅くなり、数日記事を書くことができませんでした。さて、今日は、近くの公園の桜が見ごろでしたが、肌寒いので、眺めるだけにし、家でHR14の活用に挑戦することにしました。

なお、予めお断りいたしますが、以下を行う際は、自己責任でお願いしたいと思います。

以前、HR21でCWで耐入力の1/2である100Wを入れ、コンテストを無事終えることが出来たと書きましたが、HR14も先日の大都市コンテストで3時間の間、100Wを入れましたが、無事終えることが出来ましたので、一応CWの100Wでも耐えられそうです。

そのHR14の説明書を読んでいて、ふと思ったのですが、1cmで約50KHzの周波数が変化するとあります。上部エレメントは、1.2mありますから、これを切り詰めると14MHzよりも上の周波数で使えるのではないかと。

例えば、18MHzで使うとすると、14MHzから見ると4MHz上ですので、4000KHz÷50KHzで0.8m切り詰めると同調しそうです。つまり、40cmぐらいのエレメントを付ければ18MHzに出れるのでは、と考えました。そこで、まず、201303231809001

いつもエレメントを六角レンチでネジを緩め付けたり、はずしたりするのですが、最近ネジ穴がつぶれかかっています。いっそのこと、M3の手で回すネジをホームセンターで買ってきて、元々ついているネジと交換することにしました。これで、収納が容易になりそうです。常時アンテナを設置されている方等は、強度が落ちそうなので、お勧めしませんが・・・。そして、201303231809000

50cmぐらいのエレメントになりそうなものを探していたところ、RD-S106の50cm大のエレメントが見つかりました。使っておられる方は写真をご覧になれば、どのパーツか分かるかと思います。多少、設置状況で長さは変わると思いますが、当局の環境では、少しエレメントを入れたところで、18MHzのCWでSWRが1まで下がりました。後は、電波が飛んでいるかです。

ダメもとなので、5N7Mを呼んでみましたが、なんとコールバックがあり、続いてRI1ANPも呼んでみましたが、こちらもコールバックがありました。意外や意外、14MHzのアンテナを買ってきたのですが、エレメントの交換で手軽に18MHzでも遊べることが判明して大満足です。

とはいえ、上部エレメントが短くなった分、HR18よりは電波の放射効率が悪いとは思います。なので、18MHzをメインバンドにされたい場合には、きちんとHR18を使われるのが良いと思います。

ちなみに、HR21は説明書によると1cmで約75KHzの周波数が変化するとあります。例えば、24MHzで使うとすると、21MHzから見ると3MHz上ですので、3000KHz÷75KHzで0.4m切り詰めると同調しそうです。上部エレメントは、HR14と同じ1.2mですので、0.8mぐらいのエレメントを付ければ24MHzに出れるのでは、と考えております。

ちなみにRD-S106の50cm大のエレメントを付けたところでは、27MHz辺りでSWRが下がっていたので、もう少し追い込めば28MHzで何とか遊べそうな印象です。いずれにしても、HR21は、手元に適当な長さのものがありませんでしたので、これは後日挑戦してみたいと思います。

2013年2月16日 (土)

7MHzフルサイズダイポールに挑戦(結果)

今日は風が強いですね。ARRL International DX Contestに出ようと思いましたが、風の様子見状態です。

まず、11日の15時過ぎにお呼び頂いていた皆様、いきなり聞こえなくなってしまい、申し訳ございませんでした。また、夕方頃まで探して居られた方にも、申し訳ございませんでした。

あまり思い出したくありませんが、まずは、何があったのかから。強風に揺られたマスト用の釣竿が縮んだ際に、何と竿が割れてしまいました(涙)。

201302161244000201302161244001

割れた釣竿を使うわけにもいかず、止む無くQRTとさせて頂きました。一応繋ぎ目はテープで止めていたのですが、地上45mの風は侮れず、結構な力(ゆがみ)がかかったようで、変な形で縮んでしまったのが原因のようです。

というわけで、同種の実験を予定される方はくれぐれも風にご注意ください。(10日は殆ど風がなかったので、よかったのですが、11日は改めて思うと結構強い風が吹いていました・・・。)

では、どんな風にフルサイズダイポールを張ったかというと、写真の通り釣竿のトップにバランをつけて逆Vにエレメントを張りました。10mの釣竿の一番先の竿は細く、バランを付けただけで(風が無くても)フラフラしてしまいますので、それを抜いて9m弱で使うことにしました。

Dp 

(思えば、ちょうど、この写真を撮っているときも、かなり釣竿が揺れていたんですよね・・・)

そのためか、計算上ではエレメントが建物の上に来るはずでしたが、建物の下にエレメントが来てしまいました。また、意外とエレメントの角度も狭くなってしまい、SWRが最低でも3と思ったほど良い条件とはなりませんでした。

201302111543000_2

もしかすると、写真のようにエレメ ントが建物に近かったのもSWRが下がり切らなかった原因かもしれません(ですが、敷地の関係上、建物から離すことは困難だったので)。

それでも折角設置しましたので、リグ内臓のチュナーに活躍頂き、約100局とQSOすることができました。AJDも達成することができ、フルサイズダイポールの威力を感じることが出来ました。時間帯もあるのでしょうが、やはり地上高があると打ち上げ角が低くなるのか、普段苦手な6エリアや8エリアとQSOできましたし、DXも4L、HA、W、YNともできました。

Fulldp_2

アパマンでフルサイズダイポールを設置するためには、もう少し工夫が必要だと思いますが、やっぱり短縮とは異なるなあと痛感した次第です。またチャンスがあれば、耐風・省スペース化等々の工夫に挑戦してみたいと思います。

QSO頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

2013年2月 6日 (水)

7MHzフルサイズダイポールに挑戦(予告)

2月10日夕方から11日夕方にかけて、7MHzフルサイズダイポールを使ってQRVしてみようと考えています。

アパマンなのに、フルサイズ?と思われるかもしれませんが、10m釣竿で給電部を持ち上げて逆Vなら何とか臨時で設置できそうな機会を得たので、挑戦してみます。

電気的な給電部は地上高10mですが、実質55mの給電部となるので、果たしてどうなりますことやら。(当日、調整に手間取ったりして、QRV時間が変更になりそうな場合には、こちらに追記します⇒7.074に出ています。10日17時 ⇒風が強くなり、釣竿が下がってしまいました。再開できるかは、15時ごろの風を見て判断させていただきます。11日13時 ⇒風が強いのにアンテナを上げたら、釣竿が・・・QRTします。11日16時

普段あまり出ないSSBを中心に出てみたいと思います。江東区は、春・下町福寿草アワードでもポイントになるようですので、聞こえておりましたらコール頂ければ幸いです。

一応、無線機自体は常置場所に置きますので、100Wで出れると思います。また、モードもリクエストに応じて可能な限り対応したいと思いますので、宜しければお知らせください。棚ぼたで、DXができたらうれしいななんて・・・。

なお、11日の9時から15時は関東UHFコンテストにも挑戦します(今回も1200MHzで挑戦予定です)ので、こちらもよろしくお願いいたします。

2012年12月 2日 (日)

HR21でWW CWに挑戦(詳細2)

お待たせしました。本編です。とその前に繰り返しになりますが。

【最初に注意】

当方は17階建ての15階からと高さだけは恵まれています。同じアンテナを使っていても8階だったり、20階だったり、階(高さ)が違えば状況は異なる可能性があります。

また、当方は南東方向の見通しが開けています。同じ15階でも、屋上でも、隣に別棟が隣接しており見通しが悪い、開けている方向が違うという場合にも状況が異なる可能性があります。

なので、ご覧の方の環境によってはHR21を買って取り付けても、DXができない可能性はありますが、その責任は負いかねます。

【1日目午前】

子どもたちが、9時前にスポーツ教室に出かけたので、9時から参加しました。やはり世界最大のコンテストですね。バンド内が賑やかです。この時間帯は、北米は、ZONE3が中心でしょうか。時折南米も聞こえてくる感じです。基本的にワンコールでピックアップいただけます。お昼ごはんまでに約50局できました。TIは初めてでした。

ZONE 1/3/4(K/VA),6(XE),7(TI),10(HC),12(CE),13(CX/LU),18(UA0),24(BY),26(HS/XV),27(KH0/KH2/T8),28(9M2/9M6),29/30(VK),31(KH6)(FK/ZL)

【1日目午後3時まで】

お昼ごはんの後は、オセアニアとアジアが中心になってきます。実は未交信のA7に30分ぐらい粘ってしまいました。後、LPが開けたのか、CTともナンバー交換できました。また、弱かったですがZSも聞こえており、貴重なアフリカとナンバー交換できました。

その後、買い物に付き合って欲しいとの家族の声がありましたので、15時まで運用し、休憩しました。ちなみにTX1CWがログソフトではunknownと出てしまいましたが、eQSLによれば、New Caledonia(FK)のようですね。

ZONE 11(PY),13(CX/LU),14(CT),15(E7/Z3),16(UA),17(UA0/UN),20(4X),21(A7),24(BY),26(XV),27(KH2/V6),28(YB),29/30(VK),31(KH6),32(FK/ZL),38(ZS)

【1日目午後5時から夜まで】

家族サービスに思ったより時間がかかってしまい、ヨーロッパのオープンのピークを逃してしまったようです。聞いてみると9Aの辺りはエコーがかかってしまって聞き取りづらいです。WW SSBではここまで凄くはなかったので、ダイポールとホイップの違いでしょうか。ダイポールであればある程度の指向性があるのでしょうが、ホイップはマルチパスを拾ってしまうのでしょうかね。

そんなこんなで18時を過ぎると、やはりバンド内が静かになってしまいます。夜は家族とテレビを見ながら、たまに聞こえるオセアニアと東南アジアで未交信のところとナンバー交換をしました。1日目は100局となり、ちょうどキリがよくなったので、終了としました。

ZONE 11(PY),14(DL/HB9),15(9A/ES/HA/I/OE/OK/SP/YL/YU),16(UR),20(LZ/TA),26(XU),30(VK),32(ZL)

【2日目午前】

7時から再開です。家族から早い時間は迷惑といわれているので、この時間になってしまいました。既にバンド内は賑やかです。やはり早い時間は北米でもZONE5が聞こえてきます。だんだん聞こえてこなくなりそうなので、ZONE4、5の局を呼んでいきます。

こちらも基本ワンコールでピックアップいただけます。時折、中米も聞こえてきますので、そちらにも手を伸ばし、荒川コンテストまで運用しました。この時間帯は、PJ4が聞こえていましたが、ナンバー交換には至りませんでした。しかし、PJ2、ZFやHKが出来たのは収穫です。

ZONE 3/4/5(K/VA),8(ZF),9(HK/PJ2)

【2日目午後3時頃まで】

荒川コンテストが終わった後、アンテナを戻し再開です。昨日は、余りBYやUAと真面目にやっていなかったので、だんだんユーラシア大陸の奥にパスが広がるのを感じながら、強い局を呼んでいきました。例のRI1FJと遭遇したのもこの時間帯でしたが、こちらはナンバー交換できず、またXWもS2ぐらいで聞こえていましたが、ナンバー交換できませんでした。

ZONE 13(LU),16(UA/UR),17(EX/UK/UN/UA0),18/19(UA0),22(VU),23(JT),24(BY/BV),26(HS),27(DU),28(9M6/YB),31(KH6),32(FO/ZL)

【2日目午後3時から午後5時まで】

さて、昨日逃してしまったヨーロッパタイムです。当方は南東方向が開けているので、SPは基本的に逆方向です。なので、いつも限界を感じているのですが、強い局を呼んでいくとナンバー交換して頂け、マルチがぐんぐん伸びていきます。ただ、GやON辺りは今回、全く聞こえませんでした。PAはカスカスで聞こえてくるぐらいで、DL、IがSPの限界だったようです。

後は、5BがS9で聞こえてきて、1コールでナンバー交換できたのはうれしかったのです。ちなみに21.110にVK9がいたのは皆さん気付かれました?何であんなところにいたのでしょうかね・・・。それと、4U1GSCはログソフトではYKと出ましたが、実際はIにある局のようです。4Uですが、マルチは4Uではないとのこと、残念。

ZONE 14(DL),15(9A/HA/I/LY/OH/OH0/OK/OM/S5/SP/YL/YU),16(ER/UA/UR),17(UN),20(5B/LZ/YO),24(BY),30(VK9)

【2日目午後5時から夜まで】

2日目も6時前後には、エコーがきつくなってきます。EAとFとナンバー交換できましたが、この時間帯の最大の成果は、6WとC5です。

6Wはパイルが出来る前でしたので、相手が丁寧にコールをピックアップしてくれました。思わずナンバー交換後には手が震えてしまいました。一方、C5は猛パイルで、スプリットでしたが、これは無理だろうと思いつつ、S7ぐらいまで聞こえていたので、参戦することにし、5コールぐらいしたところで、コールバックがありました。最初は自分が呼ばれているとは思わず、ボーっとしてしまい、2回目で気付くという失態を晒してしまいました。

このほか、D4もカスカスで聞こえていましたが、これはさすがに無理でした。夜は、また近場のオセアニアや東南アジアが出てくるかなと思いましたが、夜の12時になっても、この日は新しい局が出てきませんでしたので、計200局超えで終了としました。翌日朝は通常通りの平日なので、これでコンテストは終了となりました。

ZONE 14(DL/EA/F/LA/OZ),15(YU),25(TNX JA1ZGP!),35(6W/C5),15(SP)

【という訳で結論】
100Wであれば、モービルホイップは侮れない。

もちろん、ビームを使っていたり、KWの方から見れば、アリのような参戦記かも知れませんが、アパマンのモービルホイップがパイルを抜いてロングパスのアフリカとQSOできてしまうなんて、当たり前に出来る方には分からない、何ともいえない感動があります。

正直、QRP(5W)で、どこまで出来るのか興味はありますが、今回も2~3回コールを聞きなおされたことを考えると、もっと弱くなるため、相手に迷惑だろうなと思い、もう少しコンディションが良い時に挑戦してみたいと思います。

いずれにしても大幅な減点がないことを祈りつつ、果報は寝て待て、ということで。
というわけで、皆さんのご関心に添えましたでしょうか。

減点といえば、SAC CWはUBNレポートが見れるんですね。恥ずかしい結果でなくて、ホッとしました。

2012年11月30日 (金)

HR21でWW CWに挑戦(詳細1)

今回は、お約束どおりアパマンハムが「21MHzベランダホイップ(HR21)+100W」でどこまで出来るのかという観点で書いてみたいと思います。

【最初に注意】

当方は17階建ての15階からと高さだけは恵まれています。同じアンテナを使っていても8階だったり、20階だったり、階(高さ)が違えば状況は異なる可能性があります。

また、当方は南東方向の見通しが開けています。同じ15階でも、屋上でも、隣に別棟が隣接しており見通しが悪い、開けている方向が違うという場合にも状況が異なる可能性があります。

なので、ご覧の方の環境によってはHR21を買って取り付けても、DXができない可能性はありますが、その責任は負いかねます。

【前提条件】

参加された方はご存知だとは思いますが、コンテスト中のSSNは80台でした。可もなく、不可もなくという感じでしょうか。もちろんSSNによって、結果は左右されますので、似たような環境の方が、HR21を買って取り付けても、DXができない可能性はありますが、その責任も負いかねます。

【アンテナのこと】

今回使ったのはコメットのHR21です。これは、千葉のハムの集いの抽選会で当たったものです。このシリーズは割りと他のバンドも定評がありますね。

さて、このアンテナは、耐入力がSSBで200Wとなっています。CWの場合どこまで耐えられるのかは諸説あります。SSBの1/2という話もあれば、1/3という話もあります。ラディックスの短縮ダイポールは、CWでも100Wとのことですので、安心して100Wで使えますが、多くのモービルホイップはSSB表記になっています。

HM6も似たようなもので、7MHzでSSB120Wとされていますが、(きっとメーカーの補償外でしょうが)CWで100W入れても大丈夫でした。メーカーの方に以前伺ったところ、コイルだけで構成されているということでしたので、確かにコイルは熱くなりますが、短時間であれば大丈夫なのでしょう。

一方、このシリーズのHR50を使ってCWで耐入力の約1/3である70Wを入れたら、急にSWRが悪化してしまい、メーカーに送ることになりました。メーカーの方に伺ったところ、コンデンサーが破損したとのこと。やはりマッチング回路を入れてあるアンテナは耐入力に注意しないといけないかも知れません。

前置きが長くなりました。自己責任でお願いしたいと思いますが、私は今回、HR21にCWで耐入力の1/2である100Wを入れましたが、コンテスト期間を無事終えることが出来ました。

なお、HM6は以前書いたとおり、7MHz以外のSWRが下がらないため、今回の挑戦では使っていません。

【コンテストのこと】

今回は、モービルホイップを使うことを最大の目的としましたので、アシスト部門に参加し、RBNを活用しました(ルール上、アシスト部門では、RBNの利用はOKです)。RBNの活用については、ご意見があるとは思いますが、効率よく新局を探し、呼んでみてナンバー交換が出来るかを調べることを目的としたのでご容赦頂きたいと思います。なお、いつもどおり、アンテナ交換が出来ないので、21MHzシングルバンドです。

【横道にそれますが、JAとの交信のこと】

このコンテストは同一エンティティの交信は得点になりませんが、マルチには有効です。なので、JAとは1局交信しておきたいのですが、なかなかDX狙うJAを呼ぶのは(私としては)勇気のいることで、今回はJA1ZGPさんにナンバー交換頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。

と、ここまでで長くなってしまったので、2に続けます(引っ張ってごめんなさい)。